ホイヤーバイス
ドイツが誇る[バイスの王様]ホイヤー社の
ベンチバイス(卓上型万力)
「バイス(万力)は重いもの」と言う固定観念を打ち破った「鋼鉄製」のバイスです。
肉厚の薄い、軽量でスリムなバイスは取り回しがしやすく、自在に動かせます。
産業界はもちろん、研究所、学校、工房、さらに一般家庭まで、仕事の効率を高め、作業をしやすくするおなじみの万力(バイス)です。しかし、この「万力」はただものではありません。「万力の王様」「究極の万力」です。
ドイツ・ホイヤー社のバイスはすべて鍛造品です。一般に使われている鋳鉄ではありません。
「型鍛造」と言うすぐれた工法を使ってコンパクトで軽量でありながら鋳鉄よりはるかに強靭で耐久性のある鋼鉄製のバイスをつくりだしたホイヤー社の技術の結晶です。
・ スリム・スマート・軽量で強靭です
1 ハンドルと安全リング(止め玉):亜鉛メッキされたスチール製
2 フロント・ジョー:型鍛造品
3 スピンドル・ベアリング
4 クランプ・ジョー(表面硬度処理)
5 ガイド・トランク:スリムで堅牢な型鍛造品。ストローク(口開き)もより大きく。
6 ダブルアクションの台型ネジのスピンドル。すばやいジョーの開閉。抜群のクランプ力。
7 パイプ・グリップ・ジョー:標準装備
8 後部ジョーと特製アンビル(かなとこ):型鍛造品
9 スピンドルナット:鍛造品
10 ガイドブランケット:型鍛造品
11 ガイド
12 ダブルプリズム型ガイドトラック:長時間使用してもガタがでません。耐久性抜群。
特徴
ホイヤーバイスの特徴
●型鍛造された強靭でスリムな本体
●鋳鉄品に比較してはるかに軽量
●同じく型鍛造されたダブル・プリズム型ガイドトラック
●同じく型鍛造された堅牢なクランプ爪(ジョー)
●台形ネジのスピンドル機構による抜群の締め付け力、クランプ部のすばやい開閉
長期間使用してもガタつきやジョーのゆるみがでません。ホイヤー社が誇る技術力の成果です。
ベンチバイスはあらゆる産業に不可欠なツールです。
さまざまな作業をおこなう上で、ワークを正しく固定し、しっかりと保持することはきわめて重要です。
そのためツールとしてバイス(万力)は古くから使われてきました。
21世紀のコンピュータ、電子機器の時代でも、世界中の工場で「万力」は常備され、使様され続けています。「あらゆる産業とともに生き続けるツール」とも言えるのです。
鋳鉄の弱点」VS「型鍛造の強度と耐久性」
鋳鉄(cast iron)でつくられた万力はすでに19世紀からありました。鉄を溶かして鋳型に流し込む方法で、バイスの形を自由に成型できます。現在も多くのバイス(万力)が鍛鉄製なのはそのためです。しかし鋳鉄製のバイズは、バイスに必要な強度と耐久性が欠けるという大きな弱点があります。そのため製品自体を重く、大きくして安定性を保つ必要があります。さらに内部に気泡(巣)ができていると衝撃に弱く、ヒビ割れたり、欠けることさえあります。
バイスに不可欠な強度と耐久性の課題を解決したのがジョセフ ホイヤーです。彼によって開発された型鍛造方式(drop forging)によるバイスは、1世紀の年輪を経てすばらしい製品となりました。鍛造された純粋な鋼鉄は、均質で堅牢で粘りがあります。その強度と耐久性において、鋳鉄製をはるかにしのぎます。最大の利点は、バイス本体をスリムで軽量で取り扱いやすいものにできることです。
「型鍛造」(drop forgin)という画期的な製法と、プリズム型ガイドトラックの採用によって、ホイヤーバイスの圧倒的品質が世界中に知られるようになりました。その上「バイス(万力)は重いもの」と言う固定観念を打ち破り、今日、ホイヤー社のバイスは世界中にお届けしています。